SES(客先常駐)を退職するには?即日辞めたいなら退職代行を利用するのもあり?

SES(客先常駐)を退職するには?
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IT技術の進歩に伴って、エンジニアになりたい人も増加しています。

エンジニアの働き方の中でも求められるスキルレベルがそこまで高くないSESエンジニアは未経験でも正社員として雇用されることも多いため、非常に人気です。

しかしながらSESの場合には、プロジェクトによって当たりはずれがある場合や、労働環境や給与面に問題があることも多く、退職を検討される方も多い業種になります。

ですがSESは他の働き方とは契約方法などが特殊であることから、退職にあたって誰に伝えればいいのか、退職手続きの順序などに戸惑ってしまう方も多くいらっしゃいます。

今回はそんなSESをやめようと検討されている方向けに、退職を誰に伝えればいいのか、退職手続きの方法、SESを退職する際によくあるトラブルなどについて詳しく解説していきます。

また、昨今ではニュースなどで取り上げられることも増えた退職代行の利用を検討すべきなのかについても解説していきます。

目次

SES(客先常駐)を退職したい場合には誰に言う?

SESを退職する場合にはまず自分が所属しているSES企業に退職したい旨を伝えましょう。

もちろん、自分が参加しているプロジェクトの常駐先の企業へ退職の旨を伝えることも必要にはなります。

しかしながら、実際に自分が所属しているのはSES企業であり、エンジニアとして常駐先には会社命令で出向させられている状態になるため、退職が決まったタイミングで常駐先に報告したとしても遅くはないでしょう。

常駐先に先に報告してしまうと常駐先からの引き止めに合う可能性があるためあまりおすすめしません。

そのためSES企業のみに退職の旨を伝え、SES企業から常駐先に伝えてもらうという方法を取るとスムーズに退職することができる可能性が高まります。

SES企業からも引き止めをされて、常駐先からも引き止めをされるとなるとどんどん退職のハードルが上がってしまいます。

また、なるべくプロジェクトにアサインされる前の期間に退職の旨を伝えることをおすすめします。

もちろんプロジェクトに参画している機関であっても退職することはできますが、SES企業や常駐先からの引き止めが強い場合もありますので、引き留めになるべく合わずにスムーズに退職したい場合にはプロジェクトとプロジェクトの間の期間に退職したい旨を伝えるようにしましょう。

そして伝える内容はできるだけ前向きに、いつまでに退職したいと伝えることによって大きなトラブルなく円満に退職することができるでしょう。

例えば自分のスキルアップやキャリアアップのために転職する、異業種にチャレンジするなどがあります。

反対に労働環境や給与面に不満があったことをストレートに伝えてしまうと、円満に退職することが難しくなり退職手続きが長期間になってしまうことも考えられます。

あくまでも退職理由を伝える際には前向きな理由でいつまでにやめたいという期限を合わせることをおすすめします。

SES(客先常駐)を退職する為の手続き方法

では実際にSESを退職するためにはどのような手続きをする必要があるのでしょうか?

ここでは一般的にSESを退職する流れや、退職の際に必要となる手続きについて順番に解説していきます。

1.退職する前に契約期間や就業規則を確認する

まずは退職にあたって契約期間や就業規則はしっかりと確認しておくことをおすすめします。

退職の意思を伝えるのに期限はあるのか、退職手続きはどのようなものがあるのか、退職金の有無など確認していくことはたくさんあります。

もし仮に事前に就業規則などを確認していなかった場合には退職するタイミングが遅れてしまう可能性も考えられますのでご注意ください。

しかし日本では民法によって2週間前に退職の意思を伝えることによって退職することができると明記されていますので、就業規則にどのように記載されていようとも最低2週間前に退職したい旨を伝えることによって退職することはできます。

また、契約期間に関しても確認しておきましょう。

もしも無期雇用契約を結んでいる場合には問題になりませんが、有期雇用契約を結んでいる場合やフリーランスエンジニアとして個人契約をしている場合には問題になる可能性もありますので注意してください。

2.事前に計画的に有給休暇を取得しておく

就業規則や契約期間を確認することができたら、なるべく計画的に有給休暇を取得していくことをおすすめします。

退職手続きの際には有給休暇に関して企業側と揉めることもあり、最悪の場合には有給休暇自体が無駄になってしまうことも考えられます。

退職代行などを利用することによってこうした残った有給休暇に対して話し合いをすることはできますが、退職代行を使用しない場合にはなかなか残りの有給休暇を使い切ることが難しいケースもあります。

反対に事前に計画的に有給休暇を消化しておくことによって有給休暇を無駄にすることなくスムーズに退職することができるでしょう。

有給休暇を無駄にしたくないという方は、ぜひ計画的に有給休暇を取得するようにしてください。

3.転職をする場合には転職先を探す

退職後に働く企業は退職の旨を伝える前に決めておくことをおすすめします。

転職先を事前に決めておくことによって、次の仕事がきまっているため焦りも少なくなり、退職を引き止められたとしても意思がブレることが少なくなります。

また、転職活動をすることによって自分の市場価値を把握することにもつながるので、今後のキャリアプランやスキルアップの指標を作ることもできます。

何より次の企業が決まっている場合にはSES企業も常駐先も強く引き止めることができなくなるケースが多いです。

円満に退社するためにも退職の意思を伝える前に転職先を見つけておく方が良いでしょう。

現在ではエンジニア専門の転職エージェントサービスなどもたくさんありますので、転職に失敗したくない方はこうしたサービスを利用してみることもおすすめします。

もちろん、SESを退職したいと考えている方の中には精神的、肉体的にストレスを感じてしまったために退職を検討している方もいらっしゃることでしょう。

そうした方の場合には転職先を無理に探すのではなく、ある程度心と身体を休める期間をもうけることをおすすめします。

幸いなことに現在、IT業界では人手不足となっています。

そのためある程度のスキルや経験のあるエンジニアの場合には、引く手あまた転職先は見つかります。

まずは健康第一に考えて少し休養期間を取ってみる選択もおすすめです。

4.退職したい時期の1ヵ月と1週間前を目安に退職の旨を伝える

多くの企業の就業規則では、退職日の1ヵ月前までに申し出ることと記載されていることが多いです。

ですが1ヶ月と1週間前に退職の旨を伝えることをおすすめします。

それは退職の旨を伝えたとしても常駐先に伝わるまでに少し時間がかかることがあるからです。

一般的には営業担当者が常駐先と連絡を取り合う形になるため、退職の旨を伝えてから営業担当者からエンジニアに対してヒアリング、社内での引継ぎ担当者決めなどどうしても時間がかかってしまいます。

1ヵ月前ちょうどに退職の旨を伝えたとしても、常駐先に伝わるのは1ヶ月を切った状態で伝わることとなるため、トラブルになってしまうことも考えられます。

無駄なトラブルを起こさず、常駐先にも迷惑をかけないためにも1ヶ月と1週間前をめどに退職の旨は伝えるようにしましょう。

また、退職の旨を伝える際にはしっかりと履歴を残しておくことをおすすめします。

口頭のみで伝えた場合、退職時期をごまかされる場合も少なからずあります。

そのため電話などではなく、メールや直接退職届を渡すなどしてしっかりと履歴を残すようにしましょう。

5.退職の手続き

ここまでくると実際に退職手続きをおこなっていくことになります。

退職金の申請や秘密保持契約を締結し、社内で知りえた内容を社外に漏らさないようにすること、各種保険や年金の手続きなどさまざまな手続きがあります。

基本的には所属していた企業より退職手続きに関しては説明がありますので、書類などに不備がないか確認したうえで提出するようにしてください。

こうした手続きがどうしても面倒な方や企業が退職手続きについてしっかりとサポートしてくれないという方は退職代行を利用することも検討してみてください。

退職代行を利用することによって企業とエンジニアの間に退職代行業者が入って橋渡しをしてくれますので、個人で面倒なことを担当するよりはしっかりと相談することもでき、安心して退職手続きをすることができます。

SES(客先常駐)を退職する際によくあるトラブル4選

退職する際にトラブルはないのかと気になる方も多いことでしょう。

SESの場合には一般的なエンジニアとは異なり、自分の企業と常駐先など多くの人が関わる働き方のため、気になるポイントも多いです。

ここでは特にSESを退職する際にあるトラブルの中から代表的なものを4つご紹介します。

1.退職時期を延ばされる

SESに限ったことではないですが、少なからず引き止められ退職時期を延ばされることも考えられます。

現在IT業界は人手不足が深刻な問題となっており、どの企業もエンジニアを抱えることに必死になっています。

そのためなるべく退職者を出さないように企業それぞれがさまざまな対策をしていることも事実です。

しかしながらSESの場合にはエンジニアを常駐先で働かせれば働かせるほどにSES企業は利益を上げることができるビジネスモデルであるため、エンジニアをコマのように扱い、劣悪な労働環境や低賃金で雇用している企業も少なくありません。

また、多重下請け構造であるため、SES企業の立ち位置によっては単純作業ばかりを担当させられてしまい、スキルアップやキャリアアップが期待できないということも考えられます。

退職時期を延ばされるのを防ぐためには、しっかりと強い意志を持って退職時期を伝えること、次の転職先を事前に見つけておくことを強くおすすめします。

特に転職先が事前に見つかっている場合には退職の意思が強いことの裏返しになり、SES企業も常駐先もエンジニアを引き止めることは難しいでしょう。

退職時期を延ばされるなどのトラブルに巻き込まれてしまうと、ずるずると勤め続けてしまうことにも繋がりかねないので注意してください。

2.損害賠償請求をされる

契約の途中、プロジェクトの途中で退職したいと申し出ると損害賠償請求をされるのではないか?と不安になられている方も多くいらっしゃることでしょう。

しかしながら基本的にSES企業に勤めているSESエンジニアの場合には損害賠償請求を起こされることはほとんどありません。

SESの場合、準委任契約をSES企業と常駐先が締結しており、その契約に則ってエンジニアは常駐先で勤務しているにすぎません。

エンジニアが常駐先と契約を結んでいるわけでもないので、常駐先はエンジニアに対して損害賠償請求をするはずがありません。

可能性として雇用されていたSES企業から損害賠償請求をされる可能性は少しばかりありますが、損害賠償請求にかかる時間や費用を考えれば普通はエンジニアに対して起こさないでしょうと考えるのが妥当です。

エンジニアが無期限雇用としてSES企業に勤めている場合にはこうした損害賠償を起こされる可能性は限りなく0に近いですが、一応例外もあります。

それはエンジニアが有期雇用となっている場合、フリーランスエンジニアがSESエンジニアとしてプロジェクトに参画している場合です。

この場合は契約内容によっては損害賠償を請求される可能性もありますので、退職を申し出る、プロジェクトの途中で契約解除を申し出る際にはしっかりと契約内容を確認しておくことをおすすめします。

3.有給休暇を使わせてもらえない

有給休暇は従業員としての権利ではありますが、退職を申し出た際に残りの有給休暇を取得させてもらえないケースもあるようです。

しかしながら有給休暇を従業員に対して使用させないというのは違法行為であることは間違いありません。有給休暇に対して企業は時季変更権を保有しています。

時季変更権とは繁忙期などの場合に限り、有給休暇の取得日を変更させる権利のことです。

しかしながら退職者にはこの時季変更権は適応することができず、有給休暇を取得させるしかありません。こうした有給休暇を取得させないようなトラブルに巻き込まれないためには、退職の旨を伝える前に計画的に有給休暇を取得しておくことをおすすめします。

特に転職活動をおこなう際には転職先の企業の営業時間と現在勤務している企業の営業時間がかぶってしまうことも多々あり、有給休暇を使用して面接などに参加することになるでしょう。

もし計画的に有給休暇を取得できなかった場合でも、退職代行業者に依頼することによって有給休暇を取得することができるようになるケースもあります。

どうしても有給休暇を無駄にしたくないと思われる方は、こうした退職代行を利用することも検討してみるといいでしょう。

4.残業代などの未払い

有給休暇を取得できないと同様に残業代などの未払いが発生するケースもあります。

残業代の未払いは民法上では債務不履行にあたるため、発生した残業代だけではなく遅延損害金を加えて支払う必要が発生します。

退職時に支払ってもらうことができればこうした遅延損害金も発生しませんが、退職後にエンジニアから未払い請求を起こされてしまうと通常の残業代よりも多額のお金を支払うことになります。

こうした残業代の未払いに関することでトラブルにはなりたくないですが、トラブルになってしまった場合には専門家にアドバイスを求めることをおすすめします。

インターネット上で残業代未払いと検索するとたくさんの法律事務所などがヒットしますので、依頼してみることをおすすめします。

また、退職代行業者に依頼することによって賃金の未払いや残業代の未払いにも対応してくれる業者もあります。

せっかく働いた賃金や残業代を支払ってもらえないのはもったいないことですので、どうしても支払ってもらえない場合には専門家や退職代行業者に相談することをおすすめします。

SES(客先常駐)を即日辞めたい場合に退職代行を利用するのはあり?

ここまでの章で幾度となくご紹介してきた退職代行ですが、SESでも利用することができるため、退職に関して悩んだことや不安なことがある場合には利用してみることをおすすめします。

ここではそもそも退職代行って何?という基本的な内容から、SESを辞めたいときに利用する価値はあるのか、退職代行のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

1.退職代行とは?

退職代行とは、弁護士を始めとした法律の専門家が本人に代わり企業に対して退職の意思を伝えてくれるサービスになります。

民法では無期雇用の場合には2週間以内に退職の申し出をすることによって退職できるとされていますが、業務の引継ぎや引き止めなどのさまざまな理由によってなかなか退職させてもらえないという方も多くいらっしゃいます。

加えて残りの有給休暇を取得できない、残業代などの未払いがあるなどのトラブルが起こってしまうケースもあります。

こうしたときに法律の専門家のサポートを受けながら退職手続きをおこなうことができるサービスです。

申し込み方法も各退職代行業者の公式HPから簡単に申し込むことができます。

また、申し込み後であってもサービス内容に納得がいかない場合には契約する必要はなく、多くのサービスでは相談までは無料であることがほとんどです。

契約当日から退職手続きに移行することができるため、基本的には申し込み即日から会社に出社する必要はなくなります。

勘違いしてはいけないのが即日で退職手続きがすべて完了し、退職となるわけではない点です。

あくまでも退職手続きを即日で始めることができるようになるだけですのでご注意ください。

また、退職代行業者の中には悪徳業者がまぎれていることもありますので、退職代行業者を選ぶ際にはあまりにも費用が安い業者や口コミが少ない業者には申し込まないことをおすすめします。

一般的な退職代行サービスの値段は3万円〜10万円となっていることが多いです。この金額からあまりにもかけ離れている業者にはくれぐれもご注意ください。

2.SESで利用すべき?

SESは業界的にも特殊な契約方法であるため、SESでも利用することができるのか不安な方もいらっしゃることでしょう。

結論、SESでも退職代行を利用することができます。

退職代行業者の中にはIT系に強い業者もありますので、「退職代行 エンジニア」などと検索することで優良な業者を見つけることができます。

ぜひ退職に難航している方、退職をなかなか切り出せないという方はぜひ退職代行サービスの利用を検討してみてください。

3.退職代行を利用した方がいい状況

退職代行を利用した方がいい状況はたくさんありますが、特に退職代行を利用した方がいいSESの状況はなかなか退職の意思を伝えられない状況の時です。

どうしてもSESの場合には自社の社員とのつながりが希薄になることが多く、話をしたこともない方に退職の意思を伝えることに抵抗がある方もいらっしゃることでしょう。

また、常駐先からの信頼が厚く、このプロジェクトが終了するまでは続けてくれとSES企業からお願いされてしまい、退職時期を明確に決めかねている方もいらっしゃるかもしれません。

こうしたときに退職代行を利用することによって、退職代行に申し込んだ当日から退職手続きを始めることができるためおすすめです。

特に身体的にも精神的にも疲弊している場合にはなるべく早く転職や休職しなければ今後の長い人生に影響してきます。

もしも無理をして身体を壊してしまったとしても、SES企業や常駐先はなにも保証してくれません。

長い人生を無駄にしないためにも少しでも無理をしているなと感じる場合、周囲の人から様子が変わったと心配されている場合には退職代行を利用してすぐに退職手続きを始めることを強くおすすめします。

4.退職代行のメリット

退職代行を利用するメリットはたくさんありますが、その中でも一番のメリットといっても過言ではないのが、有給休暇や残業代の未払いなどに専門家のサポートを受けられるという点です。

残業代の未払いや退職までに残っている有給休暇を取得できない場合には、退職代行を利用することをおすすめします。

退職代行は法律の専門家の監修、もしくは弁護士自身がおこなっているサービスになるため、こうしたトラブルにも親身になって相談にのってくれるのはもちろん、専門家としてしっかりとサポートしてくれます。

退職時に有給休暇や残業代の未払いに関するトラブルはどうしても起こりがちですので、自分で全て解決することが難しい場合には退職代行業者に依頼して解決してもらうことを検討してみてください。

また、第三者として退職代行業者が介入することによって感情的になることなく、スムーズに退職手続きをおこなうことができる点もメリットの1つといえます。

なるべく円満に退職手続きをしたいと考えたとしても強引な引き止めや業務の引継ぎなどによって、どうしても感情的になってしまうシーンもあることでしょう。

こうした感情的にならずに円満に退職したい場合にも退職代行を利用することをおすすめします。

5.退職代行のデメリット

退職代行を利用するデメリットは費用が発生してしまうこと、業者を選ぶのが難しいという点です。

もちろん円満に退社することができれば、必要のない費用が退職代行を利用することによって発生してしまいます。

金額も基本料金が3万円~10万円であることが多く、決して安い金額ではありません。

加えて退職後のサポートや残業代の未払いの請求などを追加することによってこの金額よりも高額になってしまうケースもあります。

利用する場合にはしっかりとサポート内容や費用を確認したうえで納得して契約するようにしましょう。

また、どうしても退職代行を利用することによって仲の良かった上司や同僚、常駐先の方との関係はこじれてしまうことが多いです。

関係性が途切れてしまうというのは辛いものがありますが、退職代行を利用する際には仕方がありません。

なるべく上司や同僚、常駐先の方との関係を良好にしておきたいという方は、できるだけ上司や会社に対しての不満を口にすることなく退職の意思を伝える、繁忙期は避けるなどして円満退社できるように努めてみましょう。

もしできる限り円満退社をしようと努力した結果、うまく退職することができない場合には、最終手段として退職代行を利用することを検討してみるようにしてください。

SES(客先常駐)の退職まとめ

今回はSESを転職するにあたって誰に退職の旨を伝えるべきなのか、退職の流れや手続き、退職時に発生しやすいトラブル、退職代行を利用するのはありなのかについて解説してきました。

SESは求められるスキルレベルがそこまで高くないため、未経験でも正社員として雇用されやすいというメリットがある反面、プロジェクトごとに勤務地が変更になること、プロジェクトの当たり外れがあるなどのデメリットもあります。

プロジェクトによっては常駐先の人間トラブルに巻き込まれてしまい、精神的な病気になってしまう方も少なくありません。

また、SES企業はエンジニアを常駐先で働かせれば働かせるほど利益を上げることができるビジネスモデルであるため、SES企業によってはエンジニアに対しての待遇が良くないケースもあります。

そうしたSES企業に勤め続けるのではなく、退職して新しい企業でエンジニアとして再スタートをしてみることをおすすめします。

現在IT業界は深刻な人材不足であるため、ある程度の経験やスキルを持っている方の場合にはそこまで転職のハードルも高くありません。

SESエンジニアとしてのキャリアを活かして受託開発をおこなっている企業への転職や、フリーランスエンジニアとして働くことを選択する人も多くいるため、自分の働き方に合わせて柔軟にキャリアプランは選択可能です。

辛い環境で我慢して長い人生を無駄にするのではなく、快適に働ける環境にステップアップして新しいスタートを切ることをおすすめします。

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