SES(客先常駐)を退職するには?即日辞めたいなら退職代行を利用するのもあり?

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IT技術の進歩に伴って、エンジニアを目指す方も増えてきました。

エンジニアの働き方はさまざまありますが、働き方によってはブラックでキツイというイメージを持たれているのも事実です。

なかでもSESはブラック、地獄などというマイナスイメージを他のエンジニアの働き方と比較しても強くイメージされている傾向があります。

またSESでは働くプロジェクトに応じて勤務地や働き方も都度変更になるため、なかなか辞め時が見つけられずだらだらと仕事を続けてしまっている方も多くいらっしゃいます。

そこでおすすめしたいのが、退職代行を利用して退職をおこなうという方法です。

最近ではニュースなどで目にする機会も増えてきた退職代行ですが、SESでも利用できるのかわからないという方も多くいらっしゃることでしょう。

今回はそんな退職代行について、退職代行の基本的な概要から、SESで退職代行を利用する際に注意すべき点、おすすめの退職代行業者などについて詳しく解説していきます。

目次

退職代行とは

退職代行とは何かしらの理由によって労働者が会社を退職することができない、もしくは退職の意思を労働者が会社に対して伝えられない場合に、労働者に代わって退職の意思表示をおこなってくれるサービスになります。

退職代行はもともと弁護士業務の1つでしたが、ブラック企業などがニュースで取り上げられることが多くなり、2018年頃から退職代行もニュースなどでたびたび取り上げられたことも起因して多くの人に認知されるようになりました。

日本では法律により、正社員などの雇用期間の定めがない場合には労働者が2週間前に退職を申し出ることによって、退職することができると定められています。

しかしながら、実際のところは業務の引継ぎやプロジェクトが落ち着くまで退職を待ってほしいと会社から頼まれることや、そもそも退職させてもらえないなど退職するのは大変と感じている方が多いのが現状です。

退職代行を利用することによって、退職時にトラブルを発生させることなく、スムーズに退職することができるサービスとして注目されているサービスになります。

退職代行を利用すると以下のような流れで退職が進んでいくことになります。

1.退職代行サービスを提供している企業・業者へ相談

まずは退職代行サービスを提供している企業へ相談することから始まります。

現在ではインターネット上にさまざまな退職代行サービスを提供している企業があるため、退職代行サービスを探すことはそこまで難しくありません。

しかしながら退職代行業者によって料金体系が異なり、得意とする業界もさまざまであるため、問合せをした後にしっかりと確認しなければいけないことが多々あるのも事実です。

おすすめの退職代行業者については後の章で詳しく解説させていただきます。

2.詳細のヒアリング、プラン内容や費用などの説明

問合せをした後に担当者から連絡がメールもしくは電話で届き、プラン内容の詳細や費用面について説明を受けることになります。

おおよその退職代行業者の費用の相場としては3〜10万円程と言われています。

そのためこの相場とあまりにもかけ離れている費用を提示された場合にはその業者を利用することをやめておいた方がいいかもしれません。

もちろん業者によってはさまざまなオプションサービスを提供していることもあるため、あくまでの標準プランの相場として参考にしてみてください。

3.内容に納得すればここで契約、費用の支払い

内容に問題がなければ契約して退職業務を代行してもらうことになります。

多くの退職代行業者は相談から見積までは無料であることが多いため、費用をなるべく抑えたいという方は複数業者に相談してかかる費用を比較してみることをおすすめします。

4.退職代行サービスの担当者と今後の流れを打合せ

契約して費用を支払ったあとは今後の流れについて担当者と打合せをすることになります。

契約した段階でおそらく退職時期に関しては相談済みであることが多いですが、改めて退職時期については確認されることもあるようです。

5.退職代行業者が会社に退職の意思を伝達、経過報告を都度受けていく

担当者との打合せが終われば、実際に退職代行業者の担当者から会社に対して退職の意思を伝えてくれます。

最短であればここまでは即日で対応してくれることも多いため、退職したいけれど会社に対して上手く伝えることができない場合、会社に出社することがストレスに感じている場合にはなるべく早く退職代行業者の利用をおすすめします。

注意しなければいけないのは退職代行業者が会社に対して退職の意思を伝えたことイコール退職完了とはならない点です。

もちろん会社に出社する必要はなくなりますが、退職に必要な書類のやりとりなどは少なからず発生します。

またSESの場合には常駐先との秘密保持契約なども退職にあたってあらためて締結する必要があるケースもあります。

しかしながら出社する必要もなく、基本的には退職代行業者が労働者と会社の橋渡しの役割を担ってくれますので、退職代行業者と基本的にはやりとりを進めていくことになります。

6.退職完了

ここまでくると退職は完了となります。

退職後の流れとしては、退職代行業者の中には転職の斡旋をおこなっているところもあるので、そういったサービスを利用して就職先を探すのもよし、少し休職して心と体を休めるもよし、自由に使うことができる時間が増えます。

SES(客先常駐)で退職代行は利用できる?

ではSESで退職代行を利用することはできるのでしょうか?

結論から申し上げますとSESでも退職代行を利用することができます。

SESの場合には他の企業とは異なり、プロジェクトごとに勤務地が変更になるため、雇用されている企業と実際に通勤している企業が異なるという特殊な業界です。

そのため雇用されている企業に退職の意思を伝え、常駐先の企業にも退職の意思を伝える必要があり、一般的な企業よりも退職するためにやらなければならないことがたくさんあります。

そんな時に退職代行を利用することによって、面倒な作業をおこなうこともなく、雇用されている企業や常駐先の企業から過度な引き止めにあうこともなく、スムーズに退職することができます。

また特にSESの場合には3つの理由から退職代行を利用することをおすすめしたいです。

1.即日で退社手続きを始めることが可能

何と言っても退職代行を利用すると即日で退職手続きを始めることができる点です。

また単に退職をすることができるだけではなく、オプションとして未払いの残業代の請求や退職金の回収をおこなってくれる退職代行業者もあります。

SESの場合には雇用されている企業だけではなく、常駐先へも退職の連絡や引継ぎ業務を担当させられることもあるため、他の業種と比較すると退職に関してやらなければならないことがたくさんあります。

加えてなかなか退職を受け入れてくれない企業や、過度な引き止めなどがあり退職することができないという方も多くいらっしゃいます。

企業としてはなるべく長く勤務してもらいたいために、退職に関わる手続きを複雑にしていることや、退職にあたってどのようなことをしなければいけないのかを詳細に教えてもらえない企業も多くあります。

そうなったときに自分で退職準備をすることがめんどうになってしまい、退職することを後回しにしてしまう方もいらっしゃるでしょう。

そんな時には退職代行業者を利用することによって、退職に関わるストレスから解放されます。

2.退職を雇用されている企業へ伝える心理的ストレスからの解放

退職の意思を伝えるということは労働者に取ってなかなかのストレスになってしまうことは言うまでもありません。

そうした心理的なストレスからなかなか退職の意思を伝えられないという方も多いでしょう。

退職の意思をなかなか伝えられないのにはさまざまな要因がありますが、多くの要因は労働者ではなく会社に問題があることが多いです。

例えば上司に相談しにくい環境である場合、退職が頻発して過度な引き止めをされている場合など会社ごとに異なります。

こうした場合には退職代行を利用することによって、こうした退職に関する不安や悩みを抱えることなくスムーズに退職手続きを取ることができます。

SESの場合には雇用されている企業ではなく、常駐先の企業の人間関係に疲弊して精神的な病気になってしまう方も多いです。

精神的にストレスを抱えすぎてしまうと、今後の長い人生に影響することもあり、最悪の場合には会社に勤めること自体が難しくなってしまうケースも考えられます。

こうした常駐先でのストレスから解放されるためにも、SESこそ退職代行業者の利用をおすすめします。

3.無駄なトラブルや損害賠償になりにくい

退職には少なからずトラブルや損害賠償が発生してしまうケースが存在します。

主なトラブルとしては上司からの引き止めや退職理由を原因とした上司との言い合いなどがあります。

引き止められたときには退職する気持ちが揺らいでしまうこともあり、退職するタイミングが遅れてしまうこともあるでしょう。

また、正直に退職理由を伝えたところで上司と言い争いになってしまうこともあるようです。

こうした外的要因から発生するトラブルを起こしてしまうリスクを最小限にするためにも退職代行の利用はおすすめです。

そしてとくにSESの場合にはプロジェクト途中で退職することによって、常駐先から損害賠償を請求されるのではと不安に感じていられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これはご安心ください。

ほとんどの場合、常駐先もしくは雇用されていた企業から損害賠償請求をされるケースはありません。

常駐先、雇用されている企業に明らかな迷惑や損害を与えた場合にはこの限りではありませんが、労働者が退職するだけでは損害賠償を請求することはありません。

しかも、常駐先とSES契約を締結しているのはエンジニア個人ではなく、エンジニアを雇用しているSES企業になります。

エンジニアが損害賠償を請求されることはありませんのでご安心ください。

どうしても不安な方の場合には、退職代行業者の中には労働組合が発端となっている業者や、現役の弁護士が所属している業者などもあります。

損害賠償を請求されるのではという不安以外にも、未払いの残業代を請求したい方や退職金を回収したい方はこうした法律面に強みを持っている退職代行業者を選ばれることをおすすめします。

SES(客先常駐)で退職代行を検討すべきかどうかはどんな時?

では実際にSESで退職代行を検討すべき時はどういった時なのでしょうか?

今回はSESで退職代行を検討すべきタイミングの中から特に代表的なタイミングを5つご紹介します。

もしも今回ご紹介するタイミングで現在悩まれている方は、退職代行を利用してみることをおすすめします。

1.常駐先の人間トラブルに巻き込まれている

常駐先との人間関係トラブルに悩まれている方は退職代行を利用して退職することを検討されることをおすすめします。

SESを退職を検討される方の中には、常駐先との人間関係トラブルに巻き込まれてしまい、精神的にストレスを抱えながら仕事をすることに耐えきれなくなったという方も一定数いらっしゃいます。

SESの場合にはプロジェクトを通じて多くの人と関われる、人脈を増やすことができるというメリットもありますが、同時に常駐先がプロジェクトごとに異なり、プロジェクトによって労働環境が変わってしまうというデメリットがあります。

常駐先が外れと呼ばれるようなプロジェクトであったとしても、一定期間我慢すればプロジェクトの終わりと合わせて常駐先と関わることも終わりますが、一定期間我慢し続けることは精神的にも身体的にもしんどいものがあるでしょう。

特に大規模のプロジェクトになってくると、半年〜数年に及ぶプロジェクトもあるため、長期間我慢することを強いられる可能性もあります。

人間関係トラブルに巻き込まれて辛い状況が続く場合には退職代行を利用して退職することを検討してみてください。

2.自身がスキルアップできる案件が少ない

SESエンジニアは自分で参画するプロジェクトを決めることができず、多くの場合にはSES企業の営業担当者がエンジニアの常駐先を探してくることになります。

もちろん、営業担当者や自分の上司と今後のキャリアプランやスキルアップについては必要に応じて面談などがおこなわれている場合がほとんどで、多くの場合にはエンジニアの適正に合ったプロジェクトを担当することになります。

しかしながら営業担当者の営業力やSES企業が多重下請け構造である業界のどの位置に位置しているかによって参画することができるプロジェクトのレベルがある程度固まってしまうというデメリットがあります。

加えてエンジニアと面談を頻繁にしないSES企業の場合にはエンジニアが経験したいプロジェクトと実際に参画するプロジェクトにギャップが生まれてしまうこともあります。

SESエンジニアとしての経験が浅い場合や、未経験からSESエンジニアになった場合にはプロジェクトのレベルに関わらずある程度の経験を積んでいくことができますが、ある程度の経験がある方の場合には自分のスキルレベルとプロジェクトのレベルのアンマッチが発生しがちです。

プロジェクトのレベルや自身のキャリアプランなどをSES企業へ相談しても、参画するプロジェクトのレベルに変動がない場合には退職代行を利用して退職することをおすすめします。

3.評価基準があいまい

どうしてもSESの場合にはエンジニアの評価基準をもうけることが難しいという現状があります。

エンジニアごとに業務内容も常駐先も異なるため、管理職の方がエンジニアそれぞれの常駐先へ訪問してエンジニアの評価を決めることが一般的です。

しかしながらSES企業によっては管理者が常駐先へ訪問することなく、常駐先の担当者からのエンジニアの評価をそのままエンジニアの自社評価としている企業もあります。

こうしてしまうとエンジニアの業務内容に関わらず、常駐先の担当者の方の主観でのみエンジニアの評価が決められてしまい、公平に評価することはできません。

反対にSES企業の社長がエンジニア出身者等の場合にはこうした評価に対する不満に理解があるケースが多いため、評価制度について納得がいかないケースは少ないですが、エンジニアを経験していない方が上層部にいる会社の場合には評価に対して納得できないことも多々あるかもしれません。

評価制度に納得がいかない場合や、不満がある場合には退職代行を利用して退職することを考えてもいいタイミングであるといえます。

4.労働環境が劣悪

基本的には準委任契約(SES契約)をSES企業と常駐先が締結したのちにエンジニアは常駐先で業務を担当することになります。

この準委任契約にはエンジニアの労働時間や休日出勤に関する取り決めが事前にされていることがほとんどです。

しかしながらSES企業はエンジニアが常駐先で長時間働けば働くほど利益を上げることができるビジネスモデルであるため、エンジニアの労働時間や休日出勤に関してあいまいにしたまま契約をしていることもあります。

一般的なSESエンジニアの場合には残業や休日出勤はほとんど起こりませんが、こうしたSES企業と常駐先の準委任契約の内容によっては常駐先の都合がいいように働かされてしまうというリスクもあります。

エンジニアとして常駐先へ出向した際に事前に営業担当者から聞かされていた労働条件と異なることが多々あるSES企業の場合にはエンジニアを大切に思っていないことも多いので、退職代行を利用して退職手続きを進めていくことをおすすめします。

5.信頼できる人が周りにいない

SESの場合にはどうしても自分が所属しているSES企業の社員と密にコミュニケーションが取れないというデメリットがあります。

エンジニアがそれぞれ担当しているプロジェクトの常駐先へ出向して勤務するため、1年に数回しか顔を合わせないということもSESの場合にはしばしばあります。

そのため自社の社員の方と仲良くなる機会や気軽に相談する機会が少ないというデメリットがあります。

そして業務に慣れてくると1人で常駐先へ出向することも少なくなくなるため、常駐先の人の方が自社の社員よりも仲良くなる傾向があります。

しかし常駐先の社員の方とも打ち解けられず、気軽に相談することができず、ただただ時間が過ぎていくのを待つしかないという地獄のような労働環境になってしまうこともあります。

最悪の場合には未経験であっても1人で常駐先へ出向させられることもあり、かなりの不安を抱えながら業務をすることになります。

自社の社員にも常駐先の社員の方へも気軽に相談することができない場合には退職代行を利用して退職することをおすすめします。

退職代行は即日でも利用できる?

今すぐにでも辞めたいけれど即日でも利用できるのかと疑問に思われる方も多いかもしれません。

結論から申し上げますと、退職代行は即日で退職手続きを始めることができます。

しかしながら注意しなければいけないのは、手続きを即日に始められるという点で、即日で退職が完了するというわけではない点です。

もちろん退職代行を利用することによって、申し込み当日から出社する必要は基本的にはありません。

しかしながら退職に関わる書類や手続きなどで一定期間を必要とするものが多々あります。

即日でも利用することはできますが、申し込み後すぐに退職手続きがすべて完了するわけではないのでご注意ください。

SES(客先常駐)で退職代行を利用する際のおすすめ退職代行業者3社

インターネットで退職代行と検索するとさまざま業者が出てくるため、どの業者に依頼したらいいのかわからない、業者によってサービスに差があるの?などと不安になることや気になることもたくさんあることでしょう。

ここではたくさんある退職代行業者の中からSESで利用する際のおすすめの業者を3つご紹介します。

1.退職代行クラウド エンマン

参照:https://taishoku-enman.com/

退職代行クラウド エンマンは相談した当日から退職の申入れをおこなうことができる弁護士が退職代行をおこなってくれるサービスになります。

弁護士が退職代行をおこなってくれるため、即日対応はもちろん有給休暇取得の交渉や残業代以外の給与未払いへの対応も基本プランで対応してくれる魅力的なサービスです。

料金は税込で55,000円。

有給休暇の交渉や給与未払いの交渉はオプションとして提供している業者が多いですが、エンマンは基本料金に交渉にかかる費用が含まれているため、安心して利用することができます。

また、退職できない場合には100%返金保証も搭載されています。

退職代行後も退職に必要書類の代行も、退職後2ヶ月までの期間であれば追加料金なしでアフターフォローをしてくれるというメリットもあります。

24時間全国どこでも対応してくださるのでリーズナブルに安心して退職代行を依頼されたい場合にはエンマンを選ばれることをおすすめします。

2.退職代行 ガーディアン

参照:https://taisyokudaiko.jp/

退職代行 ガーディアンは東京労働経済組合によって運営されている退職代行サービスになります。

東京労働経済組合は東京都労働委員会認証の法に適合した法人格を有している合同労働組合になります。

一般法人としての法人格を有していながら、弁護士としての強みも有している数少ない退職代行業者になります。

料金も税込29,800円となっており、追加費用などは一切発生しません。

退職代行業者の場合には勤務地や年齢、雇用形態などで料金が変動する料金体系であることも少なくないですが、オプションも含め追加料金が0円で利用することができるのは利用者にとってメリットしかありません。

なるべくコストを抑えながらも確実に安心して退職をしたい場合にはガーディアンを利用することをおすすめします。

3.辞めるんです

参照:https://yamerundesu.com/

辞めるんですは業界で初めて退職後にお金を支払う後払いサービスを始めた退職代行業者になります。

7,000件以上の退職成功実績があり、退職率も100%、追加費用なども一切かからず安心して依頼することが可能です。

HP上ではリアルタイムの相談状況を確認することができることからも、人気の退職代行業者であることは間違いないでしょう。

相談回数や電話の回数は無制限、即日退職にも対応しており、24時間相談することができます。また有給休暇の取得も基本料金に含まれているため、コストを抑えて依頼することが可能です。

気になる料金は追加費用なしで税込27,000円となっています。

多数のメディアにも掲載されており、実績もしっかりしていることからも安心して依頼することができるでしょう。

SES(客先常駐)で退職代行を利用する際の注意点

では実際にSESで退職代行を利用する際に注意しなければならないポイントはどのようなことなのでしょうか?

ここではそんな退職代行を利用するにあたって注意したいポイントを4つご紹介します。

1.信頼できる業者かどうかを確認する

インターネット上には数多くの退職代行業者が存在しているため、なかには悪徳業者が存在しているのも事実です。

退職代行業者を選ぶ際には、しっかりとホームページ等を確認して、実績や退職率、口コミなどをしっかりと確認したうえで契約するようにしましょう。

あまりにも口コミが少ない業者や料金が極端に安い業者の場合には成功率が低く、退職が失敗してしまい逆に会社にいづらくなってしまうことも考えられます。

2.弁護士は所属しているか

弁護士が所属、もしくは監修しているかどうかもしっかりと確認しておきましょう。

弁護士の資格を持っていない人物が示談交渉や法律事務などをおこなうことは法律によって禁止されています。

特に業務の引継ぎや有給休暇、残業代に関する交渉内容がある場合には弁護士が所属している退職代行業者に依頼することによってスムーズにストレスなく退職手続きを進めていくことができるでしょう。

3.どれだけの費用がかかるのか

料金体系は業者によってさまざまあるので、しっかりと確認するようにしましょう。

基本料金にどこまでの内容が含まれるのかについては事前に確認しておかないとトラブルのもとになる可能性もありますので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

基本料金はリーズナブルに表示していても追加料金やオプション費用などで他業者よりも高額な費用になってしまうこともありますのでご注意ください。

基本的にはサポート内容や費用について納得して退職代行を依頼するまでは費用のかからない退職代行業者がほとんどです。

初回のヒアリングから費用が発生する業者やあまりにも他業者と比較して金額が低すぎる場合には悪徳業者である可能性もありますので、十分注意するようにしてください。

4.連絡可能時間やアフターサポートなどの有無

退職代行業者によって連絡方法や連絡可能時間、アフターサポートなどはさまざまです。

多くの退職代行業者は24時間365日、メールや電話、LINEなどでやり取りをすることができますが、業者によって異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

特に連絡可能時間については日中だけの場合には仕事中のため円滑なコミュニケーションが取れないこともありますので、念入りに確認しましょう。

また、業者によっては連絡回数に応じて費用が発生するケースもあるようですので、不要な費用を支払いたくない方は連絡の頻度によって費用の変動があるのかも確認しておきましょう。

そして退職代行業者がどこまでの範囲、期間でサポートしてくれるのかという確認も忘れてはいけません。

退職完了後に転職先の斡旋や書類の手続きに関するサポートを請け負ってくれる退職代行業者もありますので、自身の要望に応じて退職代行業者を選ぶようにしてください。

SES(客先常駐)の退職代行まとめ

今回はSESが退職代行を利用することについて、そもそも退職代行とは、退職太鼓をSESが利用できるのか、退職代行を検討すべき状況、退職代行を利用すれば即日退職できるのか、おすすめの退職代行業者、退職代行業者を選ぶ上での注意点についてご紹介してきました。

SESはIT業界の中でも特殊と呼ばれることが多いため、退職代行を利用することができるのか不安に感じられる方が多いですが、実際のところはSESでも退職代行を利用することができます。

SESの場合には参画するプロジェクトによって勤務地が変更になること、常駐先の人間トラブルに巻き込まれてしまいやすいことなど退職を検討する理由がたくさんあるのも事実です。

しかしながらSES企業と常駐先のどちらにも退職の意思を伝えなければいけないのではないか、一般企業と比較すると退職の手続きが煩雑なのではないかなど退職に関する不明点や不安はたくさんあります。

こうした不安をなるべく解消し、円満にスムーズに退職手続きをおこないたい場合にはぜひ退職代行を利用することをおすすめします。

しかしながら退職代行業者の中には優良業者だけではなく、悪徳業者もまぎれている可能性がありますので利用される際には今回ご紹介した退職代行業者を選ぶ上での注意点を参考に退職代行業者選びに失敗しないようにしてください。

SESでは精神的な病気になってしまう方も多く、もし病気になってしまったとしてもSES企業も常駐先もなにも保証してくれません。

どうしてもSESが辛い、しんどい場合には、無理して長い人生を無駄にすることなく、退職代行を利用して新しい人生のスタートを取ることもぜひ検討してみてください。

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