【極意有】良いSES企業の条件とは?見分け方から巻き込まれた場合の対処法まで徹底解説!

良いSES
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SES企業だけではなく、会社として良い企業はどのような条件があるでしょうか?

  • 取引先はどのような業界が多いのか?
  • 給与や福利厚生は良いか?
  • 仕事がしやすい社内環境か?
  • 社内開発 or 受託開発
  • 会社の経営方針に納得できるか?

就職活動で調べる時にはこのような条件で調べることが多いでしょう。

システム業界の中でもSES企業は体裁的にはまともなことを書いているかもしれませんが、社内開発や受託開発のような自社開発の多い企業と比べてブラック企業になる可能性が高いとも言われています。

そこで今回は良いSES企業とは一体どのような特徴があるのか?、万が一悪いSESに当たった場合の対処法についてもお話ししていきます。

目次

良いSES企業の条件とは

まずは良いSES企業の条件とは一体何なのか。

SESのような人材派遣企業は企業の条件だけではなく、相手先の案件にも左右されます。

そこで、良いSES企業だけではなく良い案件にはどのような条件が必要なのかということについても解説していきます。

自身の望んでいるキャリアプランを尊重してもらえる

まず第一に、自分の望んでいるキャリアプランを尊重してもらえることが大前提です。

悪いSES企業の場合は人材をただの駒として、とにかく様々な案件に派遣されてしまいます。そうなってしまうと、自分が望んでいるキャリアに到達するまでに遥かに時間がかかり、最悪の場合には望まない案件ばかり割り振られる可能性すらあります。

良いSES企業ほど、最初に自分自身の目標や得意分野、これから身に付けたいスキル等を明確にし、できるだけ要望に沿った案件に従事できるように調整してもらえます。

とにかくシステム業界で働きたいという方の中で、目標やこれから身に付けたいスキルを持っていないという方がいます。
そういう方はできるだけ早く自分の目標や身に付けたいスキルを決めるようにしましょう。
様々な案件を渡り歩いて決めるという選択肢もアリですが、この状態が続いてしまうと都合の良い駒として誰も行かないような案件に派遣されたりと色々なリスクが生じてきてしまいます。

仕事量が適切

これは派遣先の案件ですが、「仕事量が適切」という点です。

当たり前だと思ってしまいますが、良いSES企業でも人によってはこの傾向があります。

最初は一般的な業務時間の8時間で終わるタスクが多いですが、できる社員ほど差し込みタスクが多くなる傾向にあります。

悪いSESともなると、ほぼ全員に対して通常のタスクに加えて手戻り等の差し込みタスクが発生し、8時間以内で終われないようなります。

私自身も、ブラックな案件に割り振られたことがあり、資料の手戻り等で終電まで残業したり、酷い場合には徹夜して仕事をするという日もありました。(もちろん翌日の日中も通常稼動しました。)

SES企業だけではなく良い企業・案件の特徴として、各個人の仕事量が適切にコントロールされている点です。

1人では物理的に不可能な仕事量の場合にはリスケ(スケジュールの立て直し)や他の人に分散させたりとしっかりとコントロールされているほど仕事がしやすい企業になっていきます。

たまにキャリアを積んでいてもそもそもの能力が低い方で「仕事量が多すぎる」ということを言われることがありますが、それは単純に「勉強不足・経験不足」という原因がある場合があります。
その場合には、悪いSES企業(ブラック企業)というよりただの愚痴になってしまいますので、個人的にスキルアップの勉強をして似たようなキャリアの平均的なスキルを得るようにしましょう。

結局はPM次第・・・

システム業界に入って活動していく以上、毎日確実に定時で帰れるということは絶対にありません。

ましてやSES企業の場合は自社開発と比べて他社との連携も必要になるので、この連携が取れていない場合にはトラブルが生じてしまうことも多々あります。

そしていい案件になるか、悪い案件になるかはPM(プロジェクトマネージャー)次第とも言われています。

私も先ほど言ったようなブラックな案件では毎日終電まで仕事をすることが多かったのですが、PMが変わることでみるみるうちに残業時間が減っていき、ホワイトな案件になった経験があります。

これは今までSEとして働いてきた経験としてですが、

ブラックな企業=まともなPMがいない

ほとんどの企業ではこれが当てはまります。

できないPMほど人海戦術に走るので1人の作業者当たりの作業量はどんどん多くなる傾向があります。

スケジュールに無理が無い

最後にスケジュールに無理が無いという点です。

これは最初にお話しした仕事量にも関わってきますが、スケジュールが短いほど1日当たりの作業量は増加するので適切なスケジュールに調整されていることが良い案件の条件です。

当たり前なことを言っているように思えますが、意外とできていない企業が多いです。

SES企業の場合は成果物を納品ではなく、労働時間に対して費用が発生するので相手先企業に委ねられますがこのスケジュールが破綻している場合、指示系統が錯綜することもあるので、手戻りが発生するような作業をさせられたりと不満が溜まってしまう原因にもなります。

スケジュールの調整は発言力(交渉能力)が求められる

案件従事者にはあまり関係ないことかもしれませんが、営業では、案件を受注する際には費用と納期を調整しながら顧客側と妥協点を見つけていきます。

発注側は早く・安く成果物を欲しいので、突然無理な値下げを求められたり、納期の短縮を求められたりする場合もあります。そういった場合に発言力の無い方が交渉する場合には二つ返事で承諾してしまいがちです。

良いSES企業では、営業能力や交渉能力が高い方がいる可能性があるので、良い案件を受注できることが多いです。

万が一ブラックな案件に当たった場合には、自身の企業のPMからその上部にいるPM(プロジェクトマネージャー)のような案件の責任者をチェックしておきましょう。
PM等の代表者は表にも名前が出ることが多いので、案件に参画する前から情報を取得しやすい傾向があります。

コミュニケーションが円滑に取れる・人間関係が良い

人間関係が良く、コミュニケーションが円滑に取りやすいのも良いSES企業や案件の条件です。

そもそもシステム業界に限らずどんな業界・職種であってもコミュニケーションは必須です。

SES企業の場合、基本的に案件に派遣され客先で仕事をすることが多くなるので、自社の社員と顔を合わせることが非常に少ないです。

そのため、何か相談したい場合でも誰にも相談できず結局一人で抱え込んでしまうこともあります。

このような状況にしないために良いSES企業の場合には社内研修であったり、懇親会等の社内行事を充実させて社内の人間関係を構築できるような施策を取っているようです。

SES企業ではどんな案件でどのようなメンバーがいるのかほぼ分からない状態で派遣されることが多いです。
初対面のメンバーと仕事することも多いので、自分からもコミュニケーションを取りやすい雰囲気を出しておくことも重要な要素になります。

悪いSESに当たるとどうなるの?

悪いSESに当たるとどうなるの?

良いSES企業・案件の条件について解説しましたが、ここからは実際に悪いSES企業に当たってしまうとどのような扱いを受けてしまうのかについてお話しします。

これは私自身の経験もですが、私の知り合いのSES企業で働いてきた友人の体験談も出していきます。

同じ仕事ばかりでキャリアアップは一切できない

これはSES企業だけではありませんが、様々な案件に派遣されても行う仕事内容は一切変わらない可能性があります。

同じ内容であれば楽になっていいのではないかと思ってしまいますが、このデメリットを解説する前にシステム開発の一連の流れについて軽く触れますが、一般的に下記のような流れで進んでいきます。

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • コーディング
  • テスト
  • リリース

要件定義~詳細設計を上流工程コーディング~リリースを下流工程とも呼ばれますが、下流工程に行くほど収入は低い傾向にあります。

下流工程では既に仕様書が存在しているのでその通りに行えば仕事として成立します。そこで万が一問題が発生してもその原因は自分に責任は無く、仕様書を作成した上流工程に責任があります。

一方の上流工程は0から1を作る仕事なので、ここでシステムに落とし込むまでの資料を作成しなければいけません。だからこそ難易度が桁違いに高いため、その分収入は高くなります。

だからこそ、多くのエンジニアは下流工程で様々な経験を積み、最終的に上流工程に携わるというキャリアプランを考えています。

SES企業で上流工程に携われることが少ない

しかし良いSES企業や悪いSES企業の両方にも入れることですが、そもそも上流工程に携われる案件が非常に少ないです。

商流が浅いSES企業であれば上流工程の案件はあるかもしれませんが、一般的なSES企業はかなり少ない印象です。

そのため、下流工程、例えばコーディングやテストを受け持つ仕事が多く、そのような案件ばかりに派遣される方も多いです。

現に私の友人もテストのみの案件ばかりに派遣され、約3年間SEとして活動してきたのに実力が全くついていないという状況に陥っていました。

給料が少ない(上がらない)

これも先ほどお話しした同じ仕事ばかりということと繋がるのですが、悪いSES企業の場合は下流工程の案件が多く、そもそもの売上が少ないので社員の給料は年齢を重ねても上がりにくい傾向があります。

私が実際に見てきたSES企業の場合、20代前半では以下のような条件でした。

  • 年俸400万円
  • みなし残業30時間
  • 交通費は全額支給

中小のSES企業では意外とこのような条件が多いです。20代前半であれば平均より少し低い程度の年俸ですが、ここから年齢が上がるにつれ、年俸は上がるのかというとごく僅かです。

30代前半になっても年俸が450万円になるかならないか、もしくはほとんど変わらないということもよくあります。

20代から30代前半までは一般的なシステム会社ともさほど変化はないかもしれませんが、年功序列で収入が上がる場合、35歳以降から急激に収入が増加していくため、40代~50代には年収では200万円以上もの差が開いている可能性もあります。

どんなSES企業で働いても通用する極意とは?

SES企業で働いても通用する極意

良いSES企業や悪いSES企業の条件や特徴についてお話ししましたが、良いSES企業に入りたいと思っていても入れるのか?いざ入社しても良い案件に携われるのかはその時の運次第です。

しかし、どんなSES企業で働いていてもこれからお話しする3つのことに注意しながら仕事をすると極端にブラックになる企業や案件はかなり減っていきます。

自分の意識や行動次第で変われるので明日からでも実践してみましょう。

我慢しない

まず第一に我慢しないことです。

仕事をしていれば上司への不満であったり、仕事への不満であったりと様々なストレスが生まれます。

そのストレスが高いほど悪い案件や企業と感じがちですが、人によって感じ方は多種多様です。私がホワイトだと感じていても他の方はブラックだと感じていることもよくあります。

そういう違いはどうやって生まれているのかを一時期観察していたのですが、もちろん環境にもよりますが、ホワイトだと感じている方は我慢せずに気になったことは質問をするし、不安・不満要素があればそれを上司や周りに直接話していました

指示する側の人間になってみると分かりますが、何も文句を言わず抑え込む方の気持ちは一切分かりません。
「察しろ」というのは不可能です

我慢をしてもデメリットしか生じない

「仕事は我慢をするのが当たり前」というのも聞きますが、その我慢をしても一切のメリットはありません。

我慢する分、無理なタスクを増やされたり、残業時間が増えます。

そもそも時間的に無理な場合には絶対に相談が必要です。

相談せずに我慢をし続けても自分は疲れやストレスが貯まりますが、会社側としては表面上の問題しか分からず、個人単位の問題はほとんど分かりません。

そのため、ただ我慢をして仕事をするということは双方にとってもデメリットにしかならないので、少しでも感じたことを相談することが重要です。

様々な人とコミュニケーションを図る

次に必要なことは、コミュニケーションです。

これは最初でも良いSES企業や案件の条件でもお話ししていますが、これができるだけで何倍も働きやすくなります。

私自身も自分がアサインされている案件だけではなく、別の案件のメンバーともコミュニケーションを取っていたこともあり、大きなトラブルが発生した場合に相談をしたり、助け舟を出してもらえたりしました。

それ以外でも、普段の会話から別案件の情報であったり、問題点や効率化の情報を得られることも珍しくありません。

私が以前働いていた企業では、業務以外のコミュニケーションが一切無かったり、ほとんど会話が無い人なんかもいました。

経験上、他の業界と比べてコミュニケーションには癖があることもありますが、様々な人とコミュニケーションが取れていれば、自分のストレスの軽減であったり、リフレッシュができたりするので一石二鳥です!

コミュニケーションが取れないと将来的に大きな損失になる可能性がある

SES企業では通常のシステム開発企業と違い、客先常駐で仕事をするで様々な方との出会いが多くなります。そういった場面でコミュニケーションができていないと仕事にも影響がありますが、将来的にも大きな損失になる可能性があります。

短期的に見ると、その案件での作業効率が下がる可能性があるだけかもしれませんが、長期的に見ると、そこで信頼が獲得できずそのクライアントの仕事へ派遣されない(自分の仕事の選択肢が無くなってしまう)という事態に陥る危険性すらあります。

コミュニケーションができると、それが徐々に人脈として構築されていきます。

人脈が構築できるようになれば、そのクライアントから再度派遣の要請があったり、仕事の中でも上位のポジションにアサインされたりとメリットしかありません。

この後にもお話ししますが、良いSES企業を探す以外の選択肢でフリーランスについてお話ししています。
そこでも人脈の有無がフリーランスとしての成功のカギにもなり得ますので、他者とのコミュニケーションを甘く見てはいけません!

常に効率化を考える

良いSES企業、良い案件の特徴として、作業の効率化ができています。

作業の効率化ができると仕事の量も少なくなりますし、残業も減少します。そのため、仕事が楽になるので働きやすい環境(良いSES企業、良い案件)になる可能性がかなり高いです。

実際に私が携わっていた案件でも、新しいPMに変わったタイミングで効率化のツールを作成され、そのツールを活用することで1カ月もかからず業務の平準化ができました。

これを常に自分でできるようになっていけば、自分のキャリアアップの手段にもなり得ますし、自分自身が携わる案件はほぼ良い案件に様変わりするでしょう。

「木こりのジレンマ」が他の業種と比べて多い

いきなり「木こりのジレンマ」という言葉が出てきましたが、この言葉を知っていますか?

ある木こりが斧を使って必死に木を切っている。
しかし何度も斧を振っているにも関わらずそこまで木が切れていない。

そこに通りがかった旅人が斧が刃こぼれしていることに気づいて木こりに対して、
「斧を研いだ方がもっと切れるのではないか?」
と言うと木こりは、
「そんなことは分かっているんだけども、今は木を切るのに忙しいからそんな暇は無いんだよ」

このような話を「木こりのジレンマ」と呼んでいます。

他の業界の場合は効率化をしようとすると、大きなコストがかかるので効率化しにくい問題がありますが、システム業界の場合は自分自身でマクロやツールを開発しやすくコストも全くかからないことが多いです。

マクロやツールを開発することは、メリットは目先の作業が効率化できるだけではありません。

  • 今後同じ作業が発生した場合の効率化
  • 自分の技術の向上
  • 自分自身の価値の向上

このようなメリットがあります。特に自分の価値の向上ができると収入も相乗的に上がる傾向があるため、できる限り効率化を考えて仕事をしていくことが重要になります。

良いSES企業を探すより別の選択肢を探すほうが早い場合も・・・

SES企業で働いても通用する極意

先ほどもお話ししたように良いSES企業に入れるか、そこから良い案件に従事できるかはその時の運です。

SES企業が持っている案件しか選択肢はありません。自分が良いと思った企業を探すために転職を繰り返しますか?

転職はキャリアアップの手段として有効ですが、それでも頭打ちになるタイミングが訪れます。そこで、転職ではなくフリーランスとして活動する選択肢をここで紹介します。

案件の選択肢や自由度が大幅に広がる

どんなSES企業でも請けている案件が少なかった場合には選択肢が少なく、キャリアプランを尊重してもらうといっても嫌な案件を選ばなければいけない状況もあり得ます。

一方でフリーランスになると、受注するか否かは自分次第なので、嫌な案件だと思ったら断ることができます。

そして、最近ではテレワークが普及したこともあり、日本中の様々な案件の中で自分がやりたい案件を探して受注できます。

他にもSES企業では客先常駐が基本ですが、フリーランスで探せる案件の中には全てテレワークだけで完結するような案件があったり、週に数回客先に出るだけでいいような案件もあるので活動場所が制限されるということもありません

自分でキャリアプラン通りに活動できる

案件の選択肢が増え、自分のやりたい仕事だけを選べるということもあり、自分が得意なプログラム言語の案件だけを選んだり、別のプログラム言語や上流工程に挑戦したりするのも自分のタイミングで決められます

その分、上司に決められた望まない案件に派遣されてキャリアプランの回り道をすることが無いので比較的若手のうちにかなりの経歴を積むことが可能です。

しかし、キャリアプランを決められる一方で、臨んだキャリアプラン通りに活動する上で一定の実力が必要になることもあります。

むしろ、フリーランスでは実力第一主義です。実力が無ければ案件すら見つからないこともありますので常に向上心を持ちながら案件に従事しなければいけません。

フリーランスは実力第一主義ですが、その実力が収入にも如実に直結します。
そのため、成長するためのモチベーションも保ちやすいのもメリットです。

身に付けなければいけない実力が明確にできる

これは個人差がありますが、私が会社員の頃は大まかなキャリアプランはありましたが、そのプランを達成するために今何を勉強しなければいけないのかが明確ではありませんでした。

さらに、自分のキャリアプランの中でも全く結びつかない案件にアサインされることも多くなり、一体何のために仕事をしているのか分からなくなっていました。

しかし、フリーランスになると今自分がやりたい仕事、案件を自分で探せるので、今、何を勉強しなければいけないのかが明確にしやすいです。

そして勉強したことがすぐに仕事にも使えるので、実力が定着しやすいのもフリーランスの特徴の一つです。

収入が劇的に向上する

良いSES企業で働いていても収入の上限はある程度決まっています。

そもそも年功序列の制度もあり、20代~30代、40代になっても月収は手取り30万円にも届かないことも珍しくありません。

私も新卒で働き始めた頃は月収は手取りで18万円~22万円でボーナスが年に2回とシステム業界の中では平均的なレベルの企業でしたが、どんな企業でも20代~30代はこの収入が劇的に変わることはほとんどありません。

しかしフリーランスであれば、間にSES企業が入らないので案件の報酬はほぼ100%手元に入ります。

システム業界での1人月(1カ月あたりの報酬)は約40万円~60万円と正社員の月収と比べて遥かに高額になり、正社員と比べて約2倍以上収入が変わることもあります。

フリーランスの収入は税引前の売上になるので、全額が手取りにはなりません。
40万円~60万円の中から、所得税や保険料などが差し引かれるので注意しましょう。

収入が上がる反面、安定しないことも

先ほどもお話ししたように、収入が倍近くになる一方で仕事が無ければ収入はゼロになってしまうリスクもあります。

会社員の場合は、労働者という位置づけになるので、雇用されている限り会社の仕事が無くとも一定の給料は保証されています。

更に、万が一会社を退職しても退職手当や失業保険など、受け取れるお金も多いです。

しかし、フリーランスの場合は個人事業主という立ち位置になるので、案件が無くなって仕事が無くなった場合には一切の保険はありません。

病気になった時にも有給休暇も無いので、常にリスク管理をしておかなければいけません。

最近ではフリーランスエージェントを活用すると、案件が無い場合にも一定の収入を保証するようなサービスも存在するようです。

一方で人脈などが必要な場合も・・・

最近ではフリーランスエージェントも一般的になり、何の人脈が無くとも一人で案件を探して働き始めるのはさほど難しいことでは無くなりました。

しかし、それでもフリーランスは会社員とは全く異なり、普段の業務以外でも契約の交渉や業務外の確定申告など、初めてには難しいこともあります。

その交渉の仕方は誰からも教えてもらうことはできず、時には不利な契約を結んでしまうフリーランスもいます。そうならないために一定の人脈を構築しておくことが重要です。

人脈を構築しておけば、面倒な交渉を省略できたり、クライアントであれば優先的に案件を発注してもらえたりとメリットしかありません。

人脈ゼロからフリーランスになるのと、一定の人脈がある状態でフリーランスになるのでは、軌道に乗るまでの時間は大幅に異なる場合があるので注意しましょう。

期限を決めて行動するとより早くキャリアアップができる

ここまで良いSES、悪いSESについて、SES企業で働く以外の別の選択肢としてフリーランスを紹介しましたがいかがだったでしょうか?

今は1つの企業で定年まで働くという慣習が無くなりつつあり、昔のように最初から人材を育てて売上を最大化させることをしなくなりました。

そのため、新卒の社員であっても使い捨ての人材としか思っていないような悪いSES企業も存在しているのも確かです。

ここでは、キャリアプランを尊重してもらえるのが良いSES企業ということをお話ししましたが、最終的には自分で決断をしなければいけません。

そこで、できる限り短期間でキャリアアップをしたい場合には期限を決めてみましょう

例えば、「35歳までに収入が〇〇万円になりたい」ということでも構いません。その目標を達成するためにどのような行動を取らなければいけないのかが明確にできればより早くキャリアアップが可能です。

そのキャリアアップを行う上で、SES企業の会社員として働き続ける選択肢、転職をする選択肢、フリーランスとして活動する選択肢等、様々な選択肢が生まれますが、その中でもより効率的な選択肢を模索してみましょう。

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