Relance(リランス)の評判(口コミ)は?強み・メリット・デメリットを徹底解説!
フリーランスエンジニアにとって最も重要なものの一つに案件獲得があります。
しかし、この案件獲得に時間をかけていると、技術の提供といった直接報酬に結びつく業務ができないことも少なくありません。
そこで活躍してくれるのがエンジニアに代わって案件を獲得してくれるエージェントの存在です。
今回は、その中でも注目のサービスの一つであるRelance(リランス)について、その強みを中心に紹介していきます。
さらにネット上にあるリランスの評判についてもまとめました。
リランスはどんなエージェントか気になる、契約しようと思っているけどどんな人に向いているのか知りたいと言った方に参考となるでしょう。
Relance(リランス)の基本情報
会社情報
項目 | 詳細 |
---|---|
運営会社 | 株式会社スリーシェイク |
創業年 | 2015年1月 |
所在地 | 〒160-0015 東京都新宿区大京町22-1グランファースト新宿御苑3F・4F |
上場区分 | – |
案件サイト | https://relance.jp/ |
企業サイト | https://3-shake.com/ |
@3shake_Inc | |
@3shake |
サービス情報
項目 | 詳細 |
---|---|
対応地域 | 関東、関西 |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
利用料金 | 無料 |
会員数 | – |
福利厚生の有無 | – |
支払いサイクル | – |
Relance(リランス)の強み
リランスは次の5つの強みを武器にエージェント業界で業務を行っています。
・関西にも拠点がある
・エンジニア目線のコンサルタント
・ITインフラ案件に強い
・エンド直求人・案件が得意
・複数の事業を展開
関西にも拠点がある
リランスは、株式会社スリーシェイクが運営するエージェントですが、この運営会社は東京だけでなく大阪にも拠点を持っています。
つまり、案件の収集を首都圏だけでなく大阪でも行っている点が強みです。
フリーランスエンジニアのためのエージェントは、ほとんどが東京であり、案件も首都圏のみでしか収集していないエージェントも少なくありません。
そのため、関西のエンジニアには、案件獲得の面で不利になることも多いのです。
一方、リランスは大阪の案件もあるので、関西のエンジニアも案件獲得がしやすいエージェントの一つとして利用できます。
エンジニア目線のコンサルタント
エンジニア目線のコンサルタントも強みです。
リランスのコンサルタントは、実際にエンジニアとしても活躍しているスタッフです。
そのため、案件の内容の見極めや技術的な問題点、登録したエンジニアが納品できる案件かどうかを見極めるのに優れています。
一般的なエージェントだと、単に営業スタッフがそのままコンサルタントも行っているといったケースがあるので、技術的な支援や適切な案件提示ができないケースもありますが、リランスはそういった弱点がなく、むしろエンジニア目線のサポートができる点が強みになっています。
ITインフラ案件に強い
リランスを運営している株式会社スリーシェイク自身も開発の請負を行う企業として活動しています。
特にITインフラ系の業務に強みを持っており、クライアント企業から案件を集めやすい立場です。
そういったことからクライアント企業のITインフラ関係の案件を集めてエンジニアに紹介するのに強みを持っていると言えるでしょう。
エンド直求人・案件が得意
リランスの案件はエンド直請けの案件が多い傾向にあります。
これは下請けではなく、クライアント企業から直接業務を請け負う形態の案件です。
そのため、案件に対してコミュニケーションが取りやすく、急な仕様変更にも対応しやすいメリットがあります。
こういった請け負うエンジニア側からしても着手しやすい案件を数多く持っているのもリランスの強みです。
複数の事業を展開
運営会社の株式会社スリーシェイクは、複数の事業を展開しています。
エージェント事業のリランスはもちろんのこと、
- SRE支援コンサルティング「Sreake(スリーク)」運営
- データ統合プラットフォーム「Reckoner(レコナー)」開発運営
- 動画広告配信PaaS「3-shake AdNetwork」開発運営
といった業務も行っています。
これらの業務は、直接リランスの業務と直結しませんが、技術の支援や他業務を通じて、獲得したクライアント企業から案件を引き出す強みになります。
リランスに対して他事業がプラスの影響を与えることも多く、その点もリランスの強みになっていることは確実です。
このような強みによってリランスは、エージェント業界で活躍をしようとしています。
Relance(リランス)を利用するメリット
リランスをフリーランスエンジニアの立場で利用するメリットは、主に次の5つが挙げられます。
- フルリモート案件が多い
- 技術的なサポートを受けやすい
- スキルアップしやすい
- エンタープライズ案件多数
- ミスマッチが少ない
フルリモート案件が多い
リランスは、案件のうちフルリモート案件を多く持っている点がメリットです。
その比率は全案件の70~80%であり、時期によって多少の増減があるものの、一年を通じてリモート業務を請け負える可能性が高いと言えます。
常駐型の案件でクライアント企業へ行きたくないと言った方も利用しやすいエージェントと言えるでしょう。
ただし、部分的なリモート案件も一定数あるので、どういった形態のリモートか事前に確認しましょう。
技術的なサポートを受けやすい
技術的な支援を受けやすい点もメリットです。
リランスは、運営会社自身も請負業務を通じて様々な案件を行っています。
そのため、自社の技術力も常に高いレベルに維持されているのが特徴です。
その技術力を登録エージェントにも還元しており、担当するコンサルタントがエージェントへ技術的なサポートを行ったり、アドバイスを行ったりといった支援が可能になっています。
スキルアップしやすい
リランスではスキルアップの機会が多いというメリットもあります。
現役エンジニアがサポートしてくれたり、キャリア形成に関してもフォローアップしてくれるので、スキルアップやキャリア形成を意識した活動がしやすいエージェントです。
また、紹介している案件も最新技術を使ったものが多く、新しい技術に触れつつ、それを自分のものにしていきやすい環境が用意されています。
エンタープライズ案件多数
リランスは、エンタープライズ案件を多く持っています。
大企業だけでなく、スタートアップへの支援も積極的に行っており、クライアント組織に深く入り込んだコンサルテーションを提供しています。
エンジニア集団として多くの企業からの信頼を勝ち取っているので、運営会社が名前を出すだけで、より有利な案件をクローズド案件(シークレット案件)として提供できる体制を整えている点もメリットです。
ミスマッチが少ない
エージェントの技量の一つに、こちらとマッチした案件を確実に提案していくと行ったものがあります。
リランスは、エンジニア経験のあるコンサルタントが案件を紹介してくれるのでこちらのレベルを面談で把握し、それにあった最適な案件を提供してくれます。
これらのメリットは、エンジニア側からすれば相当なメリットです。
ただ、自分にとって適切な内容のものか事前にチェックしておくことが重要と言えるでしょう。
Relance(リランス)を利用するデメリット
リランスを利用するうえでデメリットの把握も重要です。
そんなリランスのデメリットとして挙げられるのが次の4点です。
- 実績が浅い
- 未経験者は利用できない
- 公開求人が少ない
- 福利厚生に弱い
実績が浅い
リランスの運営会社は2015年に創業したばかりの企業です。
良く言えば若くてアグレッシブな経営が期待できますが、悪く言えば実績が若干物足りない点です。
さらにリランスのサービス自体はベータ版が完了して本格運用したのが2021年なので、さらに実績が浅い状態となっています。
そのため、トラブルの対応能力やサポート体制に若干の便りなさを感じる点がデメリットです。
未経験者は利用できない
リランスは本格的な技術系の案件ばかりです。
そのため、プログラミングスクールを出ただけのエンジニアではリランスを利用できません。
登録することは可能ですが、面接のときにそこまで案件提供は期待できない旨を説明されることが少なくありません。
公開求人が少ない
リランスは非公開求人が多く、公開求人を見てもそこまで案件がありません。
そのため、登録してエージェントと面談した上で、初めて案件が確認できるケースもあります。
こういった透明性の低さもデメリットです。
福利厚生に弱い
最後が福利厚生に弱い点です。
一般的なエージェントサービスでは、フリーランス向けの福利厚生サービスや給料早期振り込みサービスなどを提供しているケースも珍しくありませんが、リランスには用意されていないのです。
この点は、他のエージェントと契約して、案件を多少請け負うことでカバーする必要があります。
こういった点に注意して利用しましょう。
Relance(リランス)の良い評判・口コミ
次にリランスの口コミや運営会社の評判についてポジティブなものを集めました。
技術のレクチャーには定評があります。
運営会社は投資家からの信任も厚いようです。
技術投資にも積極的な運営会社です。
リランスの直接サービスに関する評判がありませんでした。
しかし、運営会社は技術力に定評があり、投資家からも投資を呼び込んでいます。
Relance(リランス)の悪い評判・口コミ
リランスのネガティブと感じられる評判も集めてました。
人材を吸収するネガティブな印象があります。
リランスという言葉を使った無関係なサービスや用語が溢れており、リランスのサービスの認知度が低そうです。
2020年末にようやくベータ版リリースと言う実績の浅さが目立ちます。
運営会社に対するネガティブな評判や実績の浅さ、知名度の低さがネガティブな印象を与えました。
Relance(リランス)を利用するのは、こんな人におすすめ!
リランスを利用するのにおすすめな人は、新しいサービスに興味がある技術をつけたい中堅エンジニアです。
リランス自体が新しいサービスなので、手探りな面があるのは否めません。
そういった状況でも利用して、サービスとともに成長したいと考えているフリーランスエンジニアの方には魅力的なサービスと言えるでしょう。
Relance(リランス)のメリット・デメリット・評判まとめ
リランスは技術で定評のある株式会社スリーシェイクによって運営されているフリーランスITエンジニア向けのエージェントサービスです。
技術系の案件に強みがあり、サポートするコンサルタントもエンジニア出身なので技術的な支援も期待できるのが魅力と言えるでしょう。
ただ、サービスが始まって日が浅い点や評判があまり出ていない点も注意すべきで、すでに他のサービスを利用し、エージェントの仕組みをよく知っている方が利用するのに適しています。