フリーランスエンジニアの案件は金額ではなく期間で選べ!現役フリーランスエンジニアが実際の案件を交え解説!

日々IT技術は進化している一方で、中々自分自身の給料などの待遇が変わらず不満を頂いているエンジニアの方は多くいらっしゃいます。

  • 転職で本当に待遇が良くなるのか?
  • 自分の市場価値はどれくらいなのか?
  • 急に会社を辞めても仕事ができるのか?

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こういった悩みを持つエンジニアの方に対して

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自分の請けたい案件を自由に選べるということがフリーランスエンジニアのメリットとしてよく挙げられますが、実はこの案件選びにはそれぞれの案件ごとに異なったデメリットもあります。

この案件選びをないがしろにしてしまうと、その後のフリーランスエンジニアとしての活動でつまづいてしまう可能性が高くなります。

そこで今回はフリーランスエンジニアの案件を期間別で分け、それぞれ特徴やメリットとデメリット、最後に失敗しないための案件選びの方法まで伝授します!

目次

フリーランスエンジニアは案件選びで全てが決まる

フリーランスエンジニアは案件選びで全てが決まる

私は以前は会社員エンジニアとして働き、その後、フリーランスエンジニアとして活動を始めましたが、そもそもなぜ、案件選びだけで今後のフリーランスエンジニアとしての活動が決まるのか感覚的にしか分からない方も多いです。

では、詳しく解説すると、実際に案件を請けると「エンジニア」なので何かを制作、納品しなければいけません。会社員エンジニアも基本的には同じですが、ここで着目したいのは、各案件ごとに得られる経験やスキルが異なります

私が会社員の頃(システムエンジニア)はこのような案件が進められていました。

  • 老朽化によるシステム改修(言語:COBOL)
  • 自社HP改修(HTML、CSS)
  • 4年間進められてきた超大型案件(言語:C#)
  • 店舗でお客様に商品を説明するためのアプリ開発(言語:C#)

詳しくは書けませんが、大まかに出すとこのような案件を行っていました。

最初に出したCOBOLに関しては、システムエンジニアとして活動してきて7年近く経ちますが、この案件以外で使用したことはありません

このようなこともあり、アサインされる案件によって、得られるスキルや経験は大きく変わりますし、今後のキャリアプランもその案件を経験したから、〇〇になろうという選択になってしまいがちです。

会社員エンジニアの場合は上司のような先人の言葉が参考になり、自分がなりたいキャリアプランを提示することはできます。

会社員エンジニアはキャリアプランを”提示”できるだけで、絶対に叶うという保証はありません。会社が請けている仕事次第では全く別のキャリアプランを選ばなければいけない場合もあります。

一方のフリーランスエンジニアでは案件選びの自由度は会社員エンジニアと比べて遥かに高いです。

しかし、得られるものだけではなく失ってしまうリスクもあります。

スキルや経験に加えて、報酬やクライアントの関係値などの要素が加わります。

だからこそ、会社員エンジニアと比べて、フリーランスエンジニアの案件選びは非常に重要で安易に決めてはいけません。

案件は請けたら途中で辞めることはほぼ不可能

今回は案件の期間についてお話ししていきますが、この案件選びで「失敗した」と気づいた時には既に手遅れです。

案件を受注してしまうと、途中で辞めることはほぼ不可能です。会社員のように誰かが引き継いでくれるようなワークスタイルではありません。

ましてや、企業ではなく、個人で請負契約書であったり、委任契約書を交わしているのであれば、絶対に投げ出してはいけません。

投げ出すと悪いことしか起きない

これは私の経験談ですが、フリーランスエンジニアになりたての頃に、一度だけ短期の案件を投げ出した経験があります。一度投げ出してしまうと、精神的にも実績や信用的にも傷がついてしまいます。

まずは精神的な理由ですが、一度でも前例を作ってしまうと、万が一同じ状況に陥った場合には「前の案件と同じように投げ出してしまえばいいや」という甘えが生まれます

「自分はそんなことはしない!」と思ってしまいがちですが、投げ出すのは一瞬で楽になれるので、その甘えから投げ出すというフリーランスエンジニアを私を含め、数人見てきました。

今は請ける前にしっかりと熟考し、管理していますが、これが癖になってしまうと最悪の場合、フリーランスとして二度と活動できなくなってしまうこともあり得ます。

そして実績や信用については如実に現れます。

例えばクラウドソーシングサービスを活用していて、投げ出してしまった場合には、その請けている案件はいつまで経っても消えることがありません。さらにクライアントからの評価も最低になってしまいます。

クライアントとしては、リスクのあるフリーランスエンジニアに依頼をするほど怖いモノはありません。

一度投げ出してしまうと、今後そのサービスを活用して案件を探しても、クライアントからはそのように思われてしまい、案件を請けられないという状況まで陥ってしまいます。

これは私の経験ですが、「別のクライアントだからバレない」と思ってしまうことが稀にありますが、クライアント同士の横のつながりがあることを忘れてはいけません。

たとえ別ジャンルであっても意外な所で繋がっている可能性があるので、全く新しいクライアントだからと言って安心しないようにしましょう。

結局のところ、「この案件は失敗だ」と思っても絶対に途中で投げ出さずに必ず完遂しましょう。

【期間別】フリーランスエンジニアの各案件の特徴

【期間別】フリーランスエンジニアの各案件の特徴

それではここから本題である、様々な案件を期間別で分けました。

この期間は人それぞれで感じ方は異なりますが、私が今まで請けてきた案件を平均するとこのような期間分けになりました。

  • 短期:0日~1週間程度
  • 中期:1週間~1カ月程度
  • 長期:1カ月~1年程度

私は基本的に1カ月程度で終わる案件を多く請けているので、それを中期として定義しています。今回はこの期間分けを基にそれぞれの案件の内容から報酬の相場まで表にまとめました。

スクロールできます
短期中期長期
期間0日~1週間前後1週間~1ヶ月程度1カ月~1年程度
案件内容簡単な改修、急ぎの対応新規でWebサイトやシステムを構築する等一連の開発フローを経由するシステム構築
契約体系請負契約ほぼ請負契約
一部業務委任契約も行われる
業務委任契約が多い
報酬相場 数千円~数万円程度 数万円~数十万円程度 40万円~100万円程度

短期と中期は請負契約、長期は委任契約が多い

ここで着目したいのは、契約体系です。請負契約と委任契約という言葉が出てきていますが、それぞれどのような契約なのか意味を調べてみると、

【請負契約】
請負とは当事者の一方(請負人)がある仕事の完成を約し、相手方(注文者)がこれに報酬を支払うことを約束することによって成立する契約をいいます。

国税庁「No.7102 請負に関する契約書

【委任契約】
委任契約は、業務を遂行することを目的とした契約です。業務をしさえすれば対価が発生することが請負契約との大きな違いです。

ピポラボ「業務委託契約のひとつ「委任契約」とはどんな契約?

もっと嚙み砕いて要約すると、

  • 請負契約:モノを作成し、納品ができたら報酬が発生
  • 委任契約:モノが完成しなくても、決められた時間働いたら報酬が発生

このような契約の分け方になります。

一般的に委任契約は客先常駐で働く場合によく使われ、この後詳しくお話ししますが、会社員と同じ立場で働く際に、1カ月~3ヶ月単位で契約することが多いです。

作業速度等の要因によって短期~中期は異なる

次に報酬相場では、短期、中期は明確な金額を出していませんが、これは、作業速度や案件の内容によってかなり上振れや下振れを起こすからです。

例えば、10万円で企業のWebサイトを作成する案件があった場合には、エンジニアになって1年目の新人と私のようにエンジニア7年目の中堅とでは作業速度や品質は大きく異なることはなんとなく理解できますよね。

私が以前請けた案件でも詳しい内容はお話しすることができないのですが、約20万円の案件でも1週間で終わるということもありますし、5万円の案件でも3週間~1カ月かかったことがありました。

そして、同じ仕事でも1回目と2回目では作業スピードが大きく異なります。ですので、報酬相場として感覚的に記載していますが、その案件、その作業における報酬相場を見るようにしましょう。

相手に条件を提示してもらうという選択肢も…

フリーランスエンジニアとして活動するのであれば、これはあまりおすすめできる方法ではありませんが、相場が分からなくて困っている場合には、最終手段としてクライアントに単価を提示してもらいましょう

そこで納得できるのであれば、受注、納得できない場合は交渉するというフローを取ればその案件自体は問題なく進められます。しかし、注意しなければいけないのは、この方法だとクライアント側にイニシアチブがあるという点です

交渉できると言ってもあくまでも簡単な交渉だけになるでしょう。その後実際に着手し、作業工数の見積もりができておらず、損をするということを私自身も何度も経験してきています。だからこそ、相手からの提示だとしても、自身で作業工数の見積もりだけは必ず行いましょう。

作業工数の見積もりができるようになれば、その作業にどれぐらい費用を求めたいのかで単価の見積もりはできるようになります。

それではここからは、各期間の案件の特徴やメリット、デメリットについてお話ししていきます。

短期の案件

短期の案件

まずは短期の案件について、

短期の案件は基本的に数日で終わる作業、それこそ「簡単な改修や急ぎの対応」ということを出しましたが、例えばどのような案件があるのか、私が今まで見たり請けてきたものを挙げてみると、このような案件がありました。

  • 既に作成されたシステムの一部改修
  • 超小規模システム(ツール)の作成
  • 簡単なページの作成
  • 既に作成されたページに機能を追加させる
  • 急ぎで対応しなければいけない案件

短期で請けた案件としてはこのような仕事です。この中で一つだけ、「急ぎで対応しなければいけない案件」ということを挙げていますが、これは短期の案件の中でも少し特殊な部類に入ります。

私もたまに急ぎで対応しなければいけない案件を請けることがありますが、普段通りの作業ペースで完了するレベルの急ぎであれば通常の見積もり費用だけで出しますが、それでは間に合わない場合には通常の費用に加えて急ぎで着手する分を報酬を上乗せして見積もりを出すようにしています。

既に作成されたモノに手を加えることが多い

短期の案件の特徴としては、自分だけではなく、既に誰かが作成しているモノに対して手を加えることが多いです。

これは業界全体の特徴なのですが、会社員エンジニアとして働いていてもゼロからプログラムやコーディングを作成しないことが多いです。

良く使用されるのはテンプレートですが、これを活用して簡単な改変だけで作成するということも珍しくありません。

実際に私自身、会社員エンジニアとして3年間働いていましたが、ゼロから何かを作成したことは一度もありません

基本的にテンプレートを活用するか、ツールを活用してソースコードを出力してコーディングをしていました。

このように一から作成する必要は無いので、作業量としてはあまり多くはありません。さらに既に作成されたものに手を加える案件には大きなメリットがあります。

制作物のノウハウや知識を盗める

ここでは盗むという言葉を使用しましたが、より柔らかな言葉にすると、「参考にできる」ということです。

例えばWebサイトで新しい機能を追加する場合には、その中身のソースコードを見なければ作業できません。そのため、内容を確認し、JavaScriptを使用している場合にはその動作を理解しなければいけません。

そうすると、仕事をしているうちにどのようにしてそのWebサイトが作成されているのかが理解できるようになります。

さらに似たような案件が来た際には、どのような規模で行えるのか、そして作業時間の短縮にも使えるので、相乗的に収入も向上します

簡単だと思っていても急激に改修難度が上がることも…

短期で請ける案件で意外と陥りやすいのが見積もりミスです。既に作成されているモノを改修すると言っても、言葉で言われる内容と、実際にソースコードを見るのとでは見え方が180度違うこともあります。

これは実際の体験談になりますが、急ぎの案件でWebサイトに1つ項目を増やしたいという要望があり、受注した際に、実際にソースコードを見ると、CSSやJSが大量にあり、さらにこのサイトを作成された方の品質が悪く、インデントも適当にされているということもあり、解読するだけでかなりの時間を要した案件がありました。

しかも見積もりで数時間程度の見積もりを出していたので、その分損をしてしまったこともあります。

依頼前にソースコードを見ることはほぼ不可能に近いので、見積もりや依頼の際に確認すべき点を押さえておくことが重要です。

例えば以下のようなことは確実に押さえておきましょう。

  • 使用しているプログラム言語
  • (Webサイトの場合)使用しているプラットフォームやツール
  • ソースコードの規模感

短期の案件だけでなくどの案件でもこのような確認は必ず行いましょう。

案件を受注しやすい

次に、初めてでも案件を受注しやすい点です。エンジニアにも技術の差であったり、作業スピードの差がありますが、短期の案件、しかも既に作成されているものを修正、改修するだけであれば、技術の差があっても、作業スピードや品質には現れづらいです。

そのため、どんなフリーランスエンジニアでも比較的案件を獲得しやすいです。

クライアントとの関係構築の土台になる

通常、クライアントが中長期の案件を発注する場合には、既に関係性のあるエンジニアに打診したり、これまでの実績を見て、このエンジニアであれば安心して依頼できるといった基準で選びます。

いきなり出てきたフリーランスエンジニアに対しては基本的にそのような案件は発注されません

だからこそ、まずは短期の案件を請けて、評価される仕事を行いましょう。

そうすることで、クライアントからも印象に残るエンジニアとして真っ先に出てくるようになるので、継続的な案件を獲得しやすくなります。

この後にデメリットでもお話ししますが、継続的に案件を発注してもらえるようになると、仕事以外の事務作業だったり、交渉という作業が省略できるので、その分自由な時間は増加します

新しいことにチャレンジしやすい

最後に、新しい職種にチャレンジしやすいというメリットもあります。私もシステムエンジニアからWebデザインエンジニアに転向しましたが、最初は比較的簡単な短期の案件から請けて、どのような仕事をするのかの大まかな流れを把握する所から始めました。

実際に私が行ったステップはこのようになります。

  1. ページ内画像作成・挿入
  2. 一部機能追加(フローティングバナー)
  3. JavaScriptで動作する機能作成
  4. デザインから実装まで全て受注

大まかに分けるとこの4つの案件でチャレンジしました。最初は画像づくりだったり、ページに挿入程度の仕事しか請けずに、どのようなルールがあり、ノウハウを持っているのかを頭の中で分析し、次の案件に活かし続けました。

短期の案件であれば、ミスをしても、修正規模も大きくなく、何か新しいことを始めたいと考えている方は、まずはそのジャンルの短期案件から探してみましょう。

交渉などの仕事以外のタスクが増える

そしてここからデメリットになりますが、仕事以外の作業がかなり増加します。

例えばですが、フリーランスとして活動する場合に必ず必要になる要素として「営業」があります。

会社員エンジニアだと、いつの間にか誰かが案件を獲得してきて、今の案件が終わると自動的にその案件にアサインされるというように、絶え間なく毎日活動し続けることができますが、それは「営業や交渉する人」がいるからこそ成り立っています

フリーランスエンジニアになると、自分自身で営業をしなければならず、営業と言っても、案件を探したり、売り込みをしたり、単価の交渉をしたりと仕事を請ける前からかなりの作業が必要になります。

最近では、直接営業を行うということもないので、基本的に最初は文章で交渉をしなければいけません

この作業が初めて請けたい案件では必要になります。クライアント次第ですが、返答が返ってこなかったり、翌日に返答が来ることも当たり前ですので、精神的にも大変なタスクが増加します。

営業中には報酬は発生しない

これは当たり前ですが、営業や交渉という仕事の前に行う時間に対しては何一つ報酬は発生しません

どれだけ頑張って交渉をしても、発注前に頓挫してしまえば今まで行ってきた作業は全て無駄になります。(経験値やノウハウとしては活きますが…)

私も最初は短期の案件ばかり請けていて、交渉に何日も使っていました。交渉だけで「仕事をした気」になってしまい、その月の報酬は1万円程度しか稼げなかったこともありましたので注意しましょう。

中期の案件

中期の案件

次に中期の案件です。中期の案件からは、継続的な案件が多く、短期の案件と比べると作業や報酬単価の規模の大きい案件が増加します。

新規で新しいモノを作成することが多い

中期の案件の特徴として、短期案件では既に作成されているモノを改修や修正することが多かったのですが、中期の案件になると、新しいモノを作成することが多くなります。そのため、エンジニアとして本格的に活動していくのはここからではないでしょうか?

実際に私が作成したモノを挙げてみると、

  • Webデザイン
  • Webページ
  • 業務効率化ツール(Googleアナリティクス関連)

これらをゼロから作成しました。

一連の流れを体験できる

そして最大の特徴としては、基本的に着手から納品までを自分で行うので、その一連の流れを体験できる点です。

例えば、Webページを作成した際には、この5つのフローで行いました。

  1. 要件定義(デザインの色やコンセプトの確認)
  2. ライティング+デザイン作成
  3. 最終調整
  4. コーディング
  5. テスト+納品

短期の案件であれば、この中の一つを受注するということもありますが、中期以降の案件になると、このような交渉~納品までの流れを実際に行わなければいけません。

一度でも体験できれば、どの案件でも大きなフローは変わらないので、今後請ける案件を遂行しやすくなります。

収入を上げやすい

中期の案件になると収入を上げやすいというメリットがあります。この期間の案件では、単価としても1つの案件あたり、10万円を超えるモノも出てきます。

会社員の給料が月20万だとすると、単純計算で10万円の案件を2つ請ければ会社員と同様の収入を得られますので(税務処理があるので、厳密には異なります)、もっと収入を上げたいのであれば、追加で案件を受注してさらに案件を完遂すればするほど収入は増加します。フリーランスエンジニアの多くが目指している到達点でもあります。

自由な時間も作りやすい

収入も上げやすいですが、自由な時間も作りやすいです。

先ほどもお話ししましたが、短期の案件ばかり受注し続けると、案件の数だけ交渉などの雑務が増加します。そうなると、会社員よりブラックな労働時間になるということもあります。

しかし中期的な案件で、規模が大きくなると、1回の案件で得られる単価が増加するので、例えば20万円の案件であればそれだけで1カ月生活できるレベルまで収入を得ることができます。

自分が満足できる収入が得られれば、後の時間は自由に遊べるようになり、会社員エンジニアと比べると遥かに自由な生活が実現できます。

能力によって収入が雲泥の差が生まれる

これは先ほどお話しした内容に関するデメリットになりますが、平均水準以上の知識やスキルが無ければこのような生活はできません

能力が無ければ、その分仕事時間が伸びたり、作業スピードが遅くなったりするため、たとえ20万円の案件があっても、1カ月丸々かかってしまうこともあります。

フリーランスエンジニアの世界は日本の社会では敬遠されがちの「実力主義」の世界です。

能力が高ければ高いほど、単価の高い案件が回り、能力が低ければ低いほど案件自体が無いです。厳しい世界ですが、その分見返りが大きいのも事実です。

しかし、知識やスキルを身に付けてしまえばこのデメリットは消えてしまうので、足りないと思うのであれば努力が必要です。

クライアント次第で長期案件になることも…

これは交渉次第でメリットにもデメリットにもなることですが、ゼロから新しいモノを作るので、

  • 新しい機能を増やしたい
  • この機能を改修したい
  • 継続的なサポートが欲しい

という要望が後日発生することがあります。これは新しい案件獲得のチャンスだと思われますが、ここで私は失敗したことがあるので、デメリットとしても挙げています。

【実体験】契約で納品後のことを決めておらず無料で対応し続けてしまった

いくつか同じような失敗をしたのですが、1つの案件で9万円で経理ツールを作成したいということで、要望を聞きつつ約5日で日々の経理ツールを開発しました。

それまではよかったのですが、納品後に使い方等の問い合わせが多く、そのサポートだけで数日取られてしまったことがあります。

最終的に実際に触りながら解説するということをして解決したのですが、その分の費用を請求しようとすると、これは9万円の中に入っているということを言われ、最終的にタダ働き同然のことを行ってしまいました。

この件以降、最初の交渉の段階でサポートの金額を加味したり、マニュアル作成に対しても追加で見積もりを出すようにしています。

長期の案件

長期の案件

最後に長期の案件です。長期の案件は1ヶ月から1年以上と幅が長いのですが、これは長期案件の特徴が原因になります。

委任契約が多い

長期の案件に多いのは業務委任契約の仕事です。これは最初にも請負契約との違いについてお話ししましたが、会社員と同じように労働時間に対して報酬を支払う契約体系です。

私自身はあまりこの契約をしたことがありませんが、一度だけ行ったことがあり、エンジニアとしても少し特殊なパターンですが、モノを作成ではなく、様々な販売されているツールに対しての技術的なサポートという名目でこの契約を結んだことがあります。

この契約を約2年間続けていましたが、この後にメリットとして出しますが、毎月安定した収入を得られていました

私が請けたことのある案件は特殊ですが、多くの場合はフリーランスエンジニアを会社が数か月契約で雇うというイメージだと分かりやすいです。

自由を求めづらい

特徴で委任契約を出しているので、まずは、それに関係するデメリットから先にお話しします。

それは客先常駐が基本ということです。客先常駐の何がデメリットなのかと言うと、会社員と同じように働かなければいけません。会社で決められた出勤時間を守り、休憩時間も退勤時間も全て決められています。

他にも服装も一般的なスーツが多いです。このようなこともあり、自由を求めづらいというのも長期の案件(業務委任契約)のデメリットになります。

最近では数回だけ出勤し、それ以外はテレワークという案件も増えている

最近では新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及しましたが、少し不謹慎な言い方になりますが、そのおかげで業務委任契約でもテレワークが導入されるようになりました。

簡単に探してみるだけでも、月に一度出勤するだけで、それ以外は全てテレワークという案件もありました。そのため、仕事時間が決められているので、根本的なデメリットは解消できていませんが、仕事場所を自由に選べるという点では、デメリットが軽減されるようになっています。

安定した収入を得られる

そして長期の案件のメリットは、会社員と同じように安定して収入を得られるという点です。

以前勤めていた会社でもフリーランスエンジニアを雇っていましたが、条件としては、月稼働時間が160時間~170時間、みなし残業が30時間で、約60万円前後の単価でした。

みなし残業とはこの場合、時間外労働30時間分は単価の中に入っているということです。
30時間を超えれば、追加で請求ができます。

この条件なので、会社員と同様に与えられた仕事に対して作業をしていれば、1月分の報酬を得られるので、請負契約が多い短期や中期の案件とは異なり、キャッシュフローを気にすることは少ないです。

しかし、会社員のようにずっと安定しているというわけではなく、月ごとの契約であったり3ヶ月単位だったりと契約書で決められているので自分の意思に関係なく、途中で次回以降契約を締結しない(クビにされる)という可能性があるのが欠点です。

フリーランスエンジニアが失敗しないための案件選びの方法

フリーランスエンジニアが失敗しないための案件選びの方法

これまで短期の案件から長期の案件まで特徴やメリットデメリットのお話をしてきましたが、フリーランスエンジニアになりたての頃はとりあえずざっくりと内容を見てめぼしい案件にひたすら応募し続けることもあります。

実際に私もクラウドソーシングサービスを使って案件を探していましたが、フリーランスエンジニアになりたての頃は、「自分に何ができるのか」「本当に最後までできるのか」という不安があり、応募すら躊躇してしまう状態でした。

最終的には、金銭的にも余裕がなくなり、簡単そうな案件から手当たり次第案件に応募するような生活を送っていましたが、私が今まで請けてきた経験上、最低限失敗しないような案件選びの方法をこれから伝授します。

チャレンジするなら短期の案件から

エンジニアといってもWebデザインエンジニアだったり、サーバーエンジニアだったり、システムエンジニアだったりと仕事内容は多種多様です。

これは短期の案件の特徴でもお話ししましたが、新しい職種の仕事を請けるのであれば必ず短期の案件を選んでください!

いざチャレンジして、「思っていたイメージと違っていた」ということで、辞めることはできません。一気に中規模の案件を受注してチャレンジするという方もいますが、リスクが非常に高いです。

最悪の場合、案件自体を失敗してしまうことさえあります

そういったリスクを最小限にするために、まずは短期の案件、さらに急ぎの案件以外から選びましょう。

短期の案件だと仕事内容がイメージと異なっていても軌道修正が容易

新しいことにチャレンジする時には、どのような仕事をするのかを必ず情報収集して、チャレンジするはずですが、それでも実際に案件を受けて仕事をしてみると意外と知らないことがたくさん出てきます。

もしそれが中長期の案件だとすると、少しのミスでもかなり大きな手戻りになります

チームで仕事をしているのであれば、チーム全体に迷惑が掛かります。

しかし短期の案件であれば少しのミスであれば、特に問題なく、それが大規模な修正を行うようになることも少ないです。

今回、短期の案件のメリットでも挙げたように、実際の製作物のノウハウを盗めるのでスキルアップしやすく、早い段階で規模の大きな案件に進めるようになります。

安定した収入を求めるのであれば業務委任契約の案件を探す

フリーランスエンジニアになる理由としては、おおよそこの3つでしょう。

  • 自由な生活を送りたい
  • 収入をもっと上げたい
  • 好きな仕事をしたい

この中の「収入をもっと上げたい」と考えている人はまずは業務委任契約の案件を探すのが得策です。中期の案件を遂行してもいいのですが、ある程度の実績がある方でないと発注すらしてもらえないことが多いです。

だからこそ長期の案件、業務委任契約の案件を探す方法であれば、案件選びでは失敗しないでしょう。

フリーランスエージェントサービスを活用すると更にリスクを減らせる

業務委任契約の場合は、交渉だけではなく面接もありますので、請負契約以上に締結までに手間がかかってしまいます。

こういった仕事は調べたらいくらでもありますが、初めてだと要領が掴めず失敗することもあります。そういったリスクも減らしたいのであればフリーランスエージェントサービスを活用しましょう。

このサービスは、転職エージェントと似ており、自分の得意分野についてヒアリングされ、それに応じた案件を紹介してくれるサービスです。

そして選んだ案件に対しては、期間や単価の交渉などの面倒な部分は全てエージェント側で代行してもらえ、面接をするだけで契約締結まで進められます。

さらに報酬としても平均50万円~60万円は手堅く得られますし、サービス特有の保険もある場合があるので最低限のリスクで案件を受注できます。

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クライアントと対面で話すこと

最後にどんな案件でも共通して言えることですが、案件を請ける時、そして請けた後でも出来る限りクライアントと顔を合わせて直接打ち合わせしましょう。

これができるかできないかで案件の雰囲気から、受注後の案件の進み方も大きく変わりますので様々なリスクを未然に防げます。

文面だけでは相手が何を求めているのかが表面上しか理解できません。さらに、初めての相手であれば尚更で、私自身、直接顔を合わせて仕事をしておらず、詐欺まがいのことをされ、100万円近く報酬が支払われなかったということもありました。

このような経験もあり、今はほぼ全ての案件で、まずは直接話してどのような案件なのかを相手の口から聞くようにしています。

極端な話をすると、文章や仕様書だけを渡されてもエンジニアとして仕事をすることは可能です。

しかし実際に作ってみて相手のイメージと違うのであれば、そこから都度修正する可能性もあり、自分だけでなくクライアントも損をしてしまいます。文面だけで会話をすることも重要ですが、直接話すことで、かなりの工数を削減することも可能です。

簡単な案件であれば直接会話する必要性も低いですが、提案してもクライアントが頑なに直接の会話を拒絶するようであれば、そういった案件を請けるのはやめておきましょう。

フリーランスエンジニアは案件の選び方次第で活動方針が大きく変わる!

今回は期間別に案件を分けてそれぞれの特徴やデメリット等について解説しました。

案件は期間も重要ですが、契約体系によって仕事の仕方が180度変わります。安定して高い収入を得ようとするなら業務委任契約、自分の好きな時間働き実力次第で収入が大きく変わる請負契約、この2つの契約体系のどちらかで、フリーランスエンジニアとしての活動方針が決まります

まずはフリーランスエンジニアに対して何を求めているのか、そしてどんな仕事をしたいのかは最低限決めておくと、あとは期間別の案件を選んで交渉、受注するだけです。

これでリスクを抑えた案件選びができるようになりましょう!

日々IT技術は進化している一方で、中々自分自身の給料などの待遇が変わらず不満を頂いているエンジニアの方は多くいらっしゃいます。

  • 転職で本当に待遇が良くなるのか?
  • 自分の市場価値はどれくらいなのか?
  • 急に会社を辞めても仕事ができるのか?

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